フランチェスコ・カラビーニ
Eno.5730 フランチェスコ・カラビーニ
基本情報
・身長 164cm
・体重 71kg
・外見
痘痕だらけの顔と粗野な口ひげ、大きな耳が印象的な小男。
完璧に仕立てられた茶色のスーツとソフトハットを常に着用し、甘い香りのするコロンも欠かさない。
武器としてM1928モデルのトンプソン軽機関銃および軍用手榴弾、自家製の発煙筒を携帯している。
・性格
少々田舎くさく、粗野な言動が目立つが自身をゴージャスな色男と称してはばからない。
生来の世話焼きかつ女好きであり、子供や女性に対して紳士的にふるまおうとする他、
多人種の入り混じる環境で育ち、なおかつ動物好きであった影響か、元居た世界には存在しなかった
亞人種や知性ある動物に対しての偏見もなく、人間並みの知性があれば自身と同列に扱う。
他の世界に対する興味も強く、暇な時間には自身のアルターで調べものをしたり
他の冒険者と歓談して他世界の文化や歴史等を学ぼうとしているようだ。
一方で暴力的な面があり、敵対者に対しては全くの容赦はなく
特に自身の知人に対する侮辱や攻撃に対しては徹底的報復を行う。
来歴
フランチェスコ・カラビーニ(1898~1941)
1930年代のアメリカで権勢を誇ったイタリアン・マフィアによる連合犯罪組織「コミッション」の一員。その中でも裏切り者に対する制裁を任務とする「マーダー・インク」の一員として活躍した。
イタリア、シチリア島ラグーザ県南端の小村の生まれだが、幼少期に家族と共にアメリカ・ニューヨークに移住。貧困と人種差別渦巻く環境の中で育ち、10代前半ごろから社交クラブとは名ばかりのチンピラ集団に入り浸る様になり、ほどなくしてファイブ・ポインツ・ギャングの一員となった。その頃に史上もっとも有名なギャングスターであろうアル・カポネそして後のマーダー・インクのトップであるルイス・バカルターらと出会ったとされる。
1921年頃にジョニー・トーリオを頼りニューヨークからシカゴへと移住。
1941年に死亡するまでシカゴを拠点として活動する。そのためシカゴ・アウトフィットとの関係も深かったが、ニューヨーク方面の人脈とも深いつながりを失わず、コーザ・ノストラのシカゴ出張係という体で一生を過ごした。実際、ニューヨークのイタリアンマフィア間で緊張が高まりカステランマレーゼ抗争が勃発すると、
チャールズ・ルチアーノやバカルターを支援するために一時的にニューヨークに戻っている。
本格的にギャングとしての活動をはじめてからはもっぱら、実行役の殺し屋として活動し、一説によればジョー・マッセリアを暗殺した4人の刺客のうちの一人ではないかとも考えられている。
ジョー・アドニス、フランク・コステロ、ジョゼフ・ボナンノら大物とも親交があり、周囲の信頼も厚かったがエイブラハム"キッド・ツイスト"レルズらとともに逮捕された際、司法取引と引き換えにいくつかの供述を行い、のちにバカルターが死刑判決を受ける大きな要因となった。その後短期の拘留の後釈放されたが、数か月後自宅で何者かに頭を撃ち抜かれ死亡している所を発見された。犯人は今日に至るまで不明である。
……こうして本来はすでに死亡しているはずの人物であるのだが、
この世界ではどういうわけか生存しており、尚且つ自分が一度死んだことを認識している。
フランチェスコは司法取引に応じ、その報復としてアルバート・アナスタシアの放った刺客(ソロモン・ヴェッサリアーノ、もしくはトマス"ドギー"ハーシュではないかとされるが真偽不明)に始末されたと後世では考えられているが、実際のところフランチェスコは司法取引に応じておらず、また、彼自身はレルズもおそらく応じていないと考えており、なぜ自分が警察に仲間を売った裏切り者として死ななければならなかったのか。誰がそのような糸を引いたのか。その真相を解き明かすべく『生きてアメリカに戻る』という願いのため、塔の最上階を目指している。
今までやったイベント
●オークスヴィルの受難(済)
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●消えたマゼラン船団の謎(済)
...
●ザ・シンジケート(進行中)
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- 最終更新:2016-05-01 23:35:25